寒の戻りの早春の吉祥山(標高382,1m)山麓での今年第1回目の東三河自然観察会の定例観察会が行われました。予想以上の参加者を迎え、2班ほどに分かれ天野、滝崎の植物のプロの先達でスタート地点の豊橋市市民憩いの森のログハウス(?)をスタートしました。雲ひとつない快晴の展望日和、登山道の途中からは遠く、鈴鹿の山並みも眺められました。もちろん、山頂からは富士山、南アルプスも白銀を纏った山容が眺められると思います。しかし、今日の観察会は山麓の早春の花の観察がテーマです。ヤママユの越冬中の様子も観察できましたが。これから、本格的な春を迎えるこの山も、次の観察会(4月13日)の頃は、ハルリンドウ、キンラン、ギンランなどの春を謳歌する姿が眺められるでしょう。残念ながら、開催時期にはカタクリの花は終わっているでしょう。サクラ、ツツジの仲間とは出会えると思います。植物だけでなく、この山は地形、地質の面でも興味ある山なので12月まで続くこの観察会が楽しみです。
それにしても、今日の空の青さと、芽吹きを待つ、コナラなどの落葉広葉樹林がすばらしかった。