天候：晴
参加者：一般34名(うち子ども9名)、会員22名
2013年度第2回目の地域自然観察会は豊橋市の石巻山で開催しました。
はじめに、石巻山には貴重なカタツムリが多く生息するため愛知県の条例による希少種の規制を説明し、対象となっている種は捕まえないよう注意喚起しました。
続いて石灰岩でできている石巻山の地質、カタツムリの体の不思議などを解説しました。
その後、石巻神社の石段や石灰岩の露出がみられる場所でカタツムリを探しながら石巻山を登りました。
殻の周囲に毛の生えているオオケマイマイや殻の大きさが2mmほどしかないベニゴマオカタニシ、石巻の名が付いている殻が白いイシマキシロマイマイなど、たくさんの種類のカタツムリを観察できました。
また、このしろ池のあたりではヤナギイチゴやツルデンシダを観察できました。
今回の観察会の資料として桜丘高校生物部から「石巻山カタツムリ百科」を提供いただきました。ありがとうございました。
見晴荘跡地からの眺望
石巻山の地質解説
マイマイの秘密
イセノナミマイマイ
石巻神社の石段で見つけられたカタツムリの解説
カタツムリをエサにするヒメボタルの解説
トゲナナフシ
イシマキシロマイマイ
オオギセル
小さなカタツムリが見つかるかな？
ベニゴマオカタニシ
ヤマタニシ
バイカウツギとヤナギイチゴ
ヤナギイチゴの果実
ツルデンシダ
オオケマイマイとベニゴマオカタニシ
トビズムカデ
キセルガイモドキ(左)とイシマキゴマガイ(右)
石巻山付近の地質図
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