アサギマダラと秋の七草を観察しよう

天候:曇一時雨
B班担当
新城市大原調整池(五葉湖)周辺

今日の観察会は珍しくお子様なしの大人ばかりで会員含めて50名あまりの「大人向きの観察会」でした。
4年前の4月、同じ場所での地域観察会がありました。この時はヒノキの植林が始まり、幼木ばかりのところが鬱蒼とした森に変わっていました。「蛤岩」も森の中です。
2004年春の観察会で配布したテキストにはこんな記述がありました。

3、蛤岩(はまぐりいわ)のひみつ
山腹にどっしりすわる岩、丸っこくぷっくりふくれたようすは「はまぐり」といわれればそうとも見える。さて、この岩は?
下のほうは角ばった石のまざったかたまりみたいだが、上のほうは薄い板をいっぱい重ねたようなつくりをしている。
全体が茶色っぽく見えるが、新しい面は緑っぽい色をしている。
これは火山灰や火山の噴火で吹きとばされた岩石が積み重なってできた「凝灰岩」のようだ。何億年もの前、地下の深いところから噴き上がったマグマによる火山活動がこのあたりまであったということになる。その証拠が蛤岩だ。

今日も高橋会員から蛤岩の解説がありました。自然は変化するということを実感できた一日でした。

2008年10月05日のテキスト

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