COP10記念観察会 財賀寺境内の自然観察会

天候:曇
参加者:一般16名、会員19名

主催側の挨拶の後、定番になりつつある鈴木千会員による準備運動。体をほぐした後、財賀寺・仁王門・仁王像の解説をした。その後、財賀寺に棲息するムササビの生態についての解説を行った。急な階段を登り、ヤマモモの巨木のある場所で、周辺の森の自然解説。その後、階段を登りきった所で落ち葉の中・落ち葉の下の生きものを体験型で参加者に集めてもらい、その生きものの解説を行った。
地層の露出している場所で周辺の地形・地質を学んだ。本堂の下の地表であちらこちらで見かけるアリジゴクの観察をした。今日の最終行程である本坊・文殊堂にむかい、書院庭園の鑑賞とご老師さんの講話を拝聴した。
今日の画像報告は自然観察会のプログラム順に掲載した。

2010年10月24日のテキスト

担当の中島芳彦会員の報告レポート

上記のキツネの糞については会のMLを通じて、神戸会員から以下の報告があった。

24日の財賀寺観察会の折、本堂横の道に、キツネの糞がありました。その場で、参加の皆様には簡単に説明させていただきました。折角なので持ち帰り、茶漉しできれいにしたあと、残留物を分けたのが添付写真です。
写真の下側は骨で、ネズミの切歯(門歯)がありました。また、右端に羽毛があります。ネズミと鳥を捕食したようです。右上は沢山の毛で、ネズミのものと思われます。左上は、植物です。どうも、エノコログサのようですが、ほとんど消化していません。茶色の種もありましたが、ヌスビトハギのようです。この種は食べたいうよりもネズミの体毛に付着していたのではないかと思います。

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