天候:曇一時小雨
参加者:一般8名(うち子ども1名)、会員14名
担当:林
「春を見つけよう!!」というテーマで管理棟前のヤマアカガエルの卵とオタマジャクシの観察から始まりました。常緑樹と落葉樹の春の姿を見てから、クスノキの樹皮につくミノゴケを観察しました。ホトケノザとミチタネツケバナの近くのオオシマザクラの葉が展開し始め、そこに綿毛がついています。その正体は池に生えるヒメガマ。咲き始めたヒサカキの花から漂うプロパンガスのような匂いをあちこちで嗅ぎ、咲き始めたマキノスミレを見て、展開しだしたコバノチョウチンゴケの新緑を見ます。コナラの発芽がいくつか見られた場所にはツチグリもあり袋を押すと胞子が吹き出しました。オオバヤシャブシは雄花、雌花が見られ、園路沿いではミツバアケビのつぼみも見つけました。途中雨もぱらつきましたが、すぐに上がり、時間まで春の様子を満喫できました。
*1の写真は尾崎会員、*2の写真は原田会員、*3の写真は天野(卓)会員の撮影です。