車イスの目で見る自然観察

東三河自然観察会20周年記念観察会の第4回目は、豊橋公園で豊橋市を中心に組織する「車いすを楽しむ会」のみなさんと秋の公園の様子を見ることにしました。豊橋市の都心、市役所の東隣にある豊橋公園は、吉田城の城址で、平城としての堀、土塁が残されており、石垣も苔むして趣のある風景を形成しています。公園内には、ムクノキ、エノキ、ケヤキの大木が数多く見受けられ、歴史を感じることが出来ます。
茶臼山から始まった愛知県の紅葉前線は10月下旬には平地まで下りてきて、豊橋公園の樹木も色付き始まります。
今回は車いすのみなさんとあいにくの天候でしたが、幸運にも観察時間中は雨にも降られず、目的は達成できました。
以下は当日の画像を入れた自然観察会の様子を紹介いたします。

実施日:平成13年10月28日(日曜日) 午前9時30分〜11時30分
参加人員:車いすの方を含めて、総員49名でした。
当日、参加された皆さんから貴重なアンケートをいただいています。例えば、豊橋公園をどのように改善すれば、車いすでより楽しく散策できるか等の提言をいただいています。これは、後日、このHPの自然工房のページに掲載し、画像をまじえた改善策を提案したいと考えています。

「車いすを楽しむ会」の会報第11号、2001年12月10日発行ではこの時の様子を一味違った観点から伝えています。

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